呼吸法や音読やマインドフルネスなどのエチュードやワークを「やってみましょう」とお誘いすると、こんな質問がでることがあります。
「うまく〜できないときは、どうすればいいんですか」
「それをしたら〜になりそうなんですが、どうすればいいですか」
まずやってみましょう。本当に懸念のとおりになるかどうか、試してみましょう。
やってみて、起こった問題への対処を考えたほうが、みんなのリソース(この場合は主に時間)を大事にできます。
でも、やる前にいろいろ聞きたくなるきもちもわかるのです……私も昔そうだったよなあ(^_^;)。なんで聞きたかったんだろう。
私の場合は、「やってみればわかる(かもしれない)けど、この場ではできちゃって(たいていその場ではできちゃうものなのです)、家に戻ったらできない、ということがあるから」だった気がします。
伝える側としては、家に戻ってからやってくれるというのはすごくうれしい! だから、「やってみたけど……」という質問はウェルカムなのです。
でもたぶん、一回きりでなんとかしようと思ってたんだろうな〜(^_^;)。トレーニングはひとりで(黙々と)やるもの、というイメージがあった気がする。人とやることに慣れてなかったんだろうなあ。人前で失敗したくないから一人でやろう、というのもちょっとあったかも。ひー。
なにごとも、やってみないとわからないんだよなあ。
そして、やってみて出てきたことは、なんとかできる(ことが多い)。
いつしか、とりあえずやってみよう、と思えるようになりました。もっと早くそれができてたらな〜(;_;)。