9月の「お母さんのための音読カフェ(通称ママカフェ)」を催行しましたのでご報告します。
日時:2013年9月26日(木) 10:30〜12:30
会場:現代朗読協会 羽根木の家
ファシリテーター:野々宮(音読療法士)/アシスタント:片岡(1級VT)、藤沢(2級VT)
参加者:初めての方2名……託児を依頼されていた方がお子さんの発熱により欠席。すでに成長されたお子さんのおられる方、保育士をされていた方で呼吸法に関心をお持ちの方が参加されました。
お二人の状況から、日々の生活に取り入れていただくことを目標に、呼吸法に注力することにして、ホールブレスから丹念に時間をかけてお伝えする。
1. ホールブレス……「吸うのが少しつらい」「胸のあたりが強張っているのがわかった」「たくさん吸うのが怖いと感じているとわかった」(ご自身にとって非常に大きな気付きとなった)
2. ストレッチブレス……「身体をとても動かした感覚あり」
3. ボトムブレス……「身体の中がとても充実した感覚あり、ピンクになったような感じ」「お腹が鳴る」
4. ティータイム(片岡さんお手製の津軽りんごケーキとアールグレイを朱塗りのお膳で)
5. ハミング発声
6. 音読エチュード「この道」……1時間半丹念に呼吸法をおこなったためか全員読みは最初から息があった。ペアになっての会話読みでは「お互いに思いやりを感じることができ、大きな満足感を得られた」とのこと。
【ファシリテーターから】
お二人とも過去に呼吸法(のようなもの)は体験しており、気持ちが良いという感覚はご存じだったが、先生にリードしてもらわないとできない種類のものだったそうなので、一人でできる音読療法の呼吸法を覚えて日常に活用していただれば、と思いそのための指導に力を入れてみました。呼吸法に時間をかけたため、共感的にお話を聞く時間がありませんでしたが、興味を持っていただけて、お二人とも午後に開催された共感的コミュニケーション勉強会に参加されました。