オーガナイザー・水城のレポートです。
世田谷区の駒沢小学校でPTAの役員をやっている友人が、私たち現代朗読もしくは音読療法のワークを推薦してくれて、特別枠で保護者と教員対象のワークショップをおこなうことになりました。
教員もいっしょにやれるワークがいいと主張したのは校長先生で、ふつうは保護者だけ、教員だけ、あるいは子どもたちだけ、というような形になることが多いんですが、今回はちょっとめずらしいケースで、私たちも楽しみに行ってきました。
私たち、というのは私と現代朗読の野々宮卯妙、そしてサポートに会員の松原あけみと、役者の岩崎さとこの4人のことです。
PTA側でメインになって動いてくれた小浜さんが、フェイスブックに感想をシェアしてくれたので、それをこちらでも紹介させていただきます。
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◎小浜さんの投稿
今日は、今年度上半期のわたしの使命をひとつ果たした日であった。
校長先生がスクワット音読のグループに配属されたのは最高だったな…
子どもたちの通う公立小学校で、学級委員として、保護者と教師をミックスしての音読体験を実施しました。
講師は、音読療法協会の水城さんと野々宮さん、それからサポートメンバーの松原さん、岩崎さんにも来てもらえました。
長男が一年生の時、学校の毎日の宿題の音読を親が○◎△で「評価」することに対してたいへんな違和感と反発心を持っていた中で、水城さんたちの行っている音読と出会いました。
音読を通して、まずは自分の今の身体の隅々の在りように気付くこと、そして、他者の音読を聴く時には、その人の在りようをそのまま受け取りレスポンスすること。
こういったことを、丁寧に注意深く行っていく音読です。
そこには、正しいとか間違ってるとかなく、わたしはわたしでよくて、あなたもあなたでよくて。
とゆうことは、そもそも、○◎△の3種類の中になんて押し込められるもんじゃない、ってことも意味します。
それは、根本的には当たり前のことなはずだけれども、ことに学校現場というところでは、当たり前のことが大事にされないことも多いわけです。
だからこそ、水城さんたちの行っている音読を、学校で、しかも、全教師たちも交えて行えたことは、短時間だったとしても、意義深い共有体験になったなと思っています。
ひとりでも多くの人に響いてくれてたら、いいな。
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いっしょにワークをおこなった野々宮卯妙も、それへのコメントを書いてくれています。
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◎野々宮卯妙のコメント
わずか1時間とはおもえない濃さで、ハードルも少々高めの内容だったのですが、保護者も先生方も受け入れ能力がとても高くて、非常に充実した時間になりました。
白眉は最後のピアノ即興演奏付きカオスパフォーマンスタイム(笑)で、見学していた方々も身体を揺すって、フロアで70人余りが思い思いに表現しているのを見ながら一緒に音読されていて、嬉しかったです。
ある先生から出た質問に対して、「正しいことを求めないでください」と言ったとき、小さなどよめきが起こってメモを取る方が多かった、と聞いて、みんな悩んでいるんだなあ、子どもに対して本当に真剣で誠実でいようとしているんだなあ、としみじみこれまた嬉しくなりました。
また呼んでもらいたいなー。
他の小学校でも呼んでくれるといいなー。
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◎ボイスセラピー講座(7.6)
7月6日(水)10:00-15:00は羽根木の家で音読療法協会のボイスセラピー講座です。呼吸、声、音読を使っただれにでもできるセラピーで、自分自身と回りの人を癒してください。