(2011年石巻にて) |
ののみや・うたえ 音読療法士(2012年5月認定)、朗読家(NPO法人 現代朗読協会正会員)。愛知県出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒。主婦、編集者、ライター、会社経営等を経て現職。朗読家として「特殊相対性の女」(2010年愛知県芸術劇場小ホール)、「槐多朗読」(2011年~キッドアイラックホール・ブックカフェ槐多)、板倉克行スペシャルライブ(2011年~新宿ピットイン)、「沈黙の朗読」シリーズほか公演・ライブ出演多数。東日本大震災被災地での音読療法ワーク・メンバー。NVC(非暴力コミュニケーション)ジャパンネットワークコアメンバー。韓氏意拳学会員、日本平和学会員。第1回ポエトリースラムジャパン・ファイナリストの顔ももつ。現在、音読療法士として音読療法を使ったメンタルケア・介護予防ワーク、共感的コミュニケーション(共感スキル)学習のサポート等を行う。共感的コミュニケーション(非暴力コミュニケーション、NVC)は2007年頃から学び始め、NVCジャパン・ネットワークのサイトを興すなど日本の草創期から関わるベテランのひとり。2012年以降は「お母さんのための音読カフェ」や老人介護施設での音読ワーク、名古屋・豊橋・奈良・京都・長野等で共感的コミュニケーションのワークをリードしている。この他、小中学校での講演や政治・消費者・生産者団体、企業などからの要請に応えて共感的コミュニケーションワークショップを実施。出張指導にも応じている。 |
Message from Nonomiya Utae
朗読というと、言葉の意味や書かれたストーリーを伝えるものと思っておられる方が大半と思いますが、事実は異なります。ひとことでいえば、伝わるのはその人自身の感触(としか言いようのないもの)です。
パフォーマー=現代朗読家として、その場に集った方々と(非言語的な)コミュニケーションをいかにとるかを懸命に模索してきました。
音読療法は言葉を使いながらも非言語、そしてトラウマを刺激することなく無意識の領域にアクセスしていくものです。ここに朗読家としての経験と研究が生きると考えています。
研鑽を続け、少しでもみなさんの不安に寄り添い、自分を取り戻すサポートをしたいと願っています。
出演作「特殊相対性の女」抜粋
出演作「槐多朗読」抜粋