河合隼雄さんにハマっている。
きっかけは、この動画。
コンステレーション(星座、という意味)について河合さんが語っている動画。
人は、パッと目に映ったものたちをつなぎ合わせて、ある像を読みとることができる。これをコンステレーションという。例えば、まさに星座がそうである。夜空に浮かぶ点々をつなぎ合わせて、いろんな動物なんかが見えるのである。
そしてさらに、人はその像が持つ意味を語る物語を見つけることができるのである。
コンステレーションは、人の人生の中からも読み取れる。人生のコンステレーションを読み、そこからその意味を語る物語が見つかった時、人は人生の意味を噛み締め、地に足をつけて、自分を生きることができる。
という、お話をしている動画。
先日、私は、NVCやIFS(Internal Family system)を通して、自分が昔から抱えていた大きな嘆きと向き合い、嘆きの奥にあったニーズを見つけることができました。
その際に、過去の出来事を思い出しました。さらに、自分の中に湧いてくる質感を頼りに、その過去の出来事が一つのお話としてつながったのです。そのお話は、嘆きを生んだ出来事が起きた意味と、嘆きの奥にあるニーズを語る物語でした。
その体験が、この動画で説明されている内容と重なったのです。
というわけで、河合隼雄さんにハマっている。
ところで、先日の現代朗読ゼミで平家物語を読んでいたら、「ミッチーの声はセクシーだから、平家物語というより源氏物語だよね」と言葉をもらった。
そうか、源氏物語。よく知らぬ。。
と思っていたところ、河合隼雄さんの読もうと河合さんの著作を漁っていると『源氏物語と日本人』という本を見つけた。
これは!と思って手に取ると、この本はどうやら男女論の論考のようである。
ここのところ、もっと女子っぽくいきたいな、ていうか自分、やっぱ女子だわ、ていうか世の中に女子の感じ足りないわ、と感じてて。男とか女とかってなんだろう、というテーマが熱いテーマでした。そこに偶然の導きによって、この本と出会ったもんだから大興奮。
そういや、源氏物語の主人公は、光源氏じゃん。
私はミッチーと呼ばれてて、本名の下の名前は”理人”で、”みちひと”と読むからミッチーなんだけど、”リヒト”と読むこともできて、リヒト(Licht)はドイツ語で”光”という意味。
光源氏の”光”と”リヒト”でも、シンクロニシティ起きてんじゃねえのけ?
(”シンクロニシティ起きてんじゃねえのけ?”は、茨城弁で”シンクロニシティ起きてるんじゃないの?”の意。私は茨城出身。小ネタをはさんですみません。)
光源氏の人物像も自分と重なる。かどうかはみなさんの判断に任せるとして。笑
まあともかく、コンステレーションやら源氏物語やら自分の人生の意味やら、楽しい遊び道具が見つかった心地!
ということで、この遊び道具で、目一杯、遊んでやろう!という心づもりでいるよ。